待っていました 仲秋の名月 [日々の想い]
毎月、満月は見ることができるのに、それでも待ち遠しいのが今宵の仲秋名月です。旧暦の八月十五日と決まっています。ただし今年の十月の満月は明日です。きっと多くの方が待っていたことでしょう。朝、降っていた雨もあがって、晴れになりました。きっと、今日は大丈夫。子どものように胸が躍りました。朝、ススキを切って、大きな花瓶に生けました。ワレモコウと、ダリアの花を添えて。
何年か前のことです。名古屋の地下鉄電車の中に、月の名を書いたポスターが吊されていました。おもしろかったので、忘れないようにとしっかり覚えて帰ったものです。
三日月・上弦の月・十三夜・十五夜・十六夜・立待月・居待月・寝待月・更待月・下弦月。立待月・居待月・寝待月・更待月とは、良く名付けたものです。満月もいいですが、ちょこっと欠けた十六夜もステキです。それを『いざよい』と言うのも何とも風情があります。
明治生まれの祖母は、私たちと月を見るとき『ほら。ののさん うんうん』と言って拍手をさせて拝ませました。ののさんとは、お月さんのことです。いつもいつもそうだったので、うん十歳過ぎても、月を見るときは、『ののさん うんうん』です。
夕方六時すぎに、我が家の前の木々の上に、大きな月が昇ってきました。今夜もやっぱり『ののさん うんうん』としっかり拝みました。
今日の月見には、団子はなしです。近くのギャラリー東離庵で鉄細工の藤原昌樹さんの個展が開かれていました。お月さんのような丸いネックレスを買いました。
何年か前のことです。名古屋の地下鉄電車の中に、月の名を書いたポスターが吊されていました。おもしろかったので、忘れないようにとしっかり覚えて帰ったものです。
三日月・上弦の月・十三夜・十五夜・十六夜・立待月・居待月・寝待月・更待月・下弦月。立待月・居待月・寝待月・更待月とは、良く名付けたものです。満月もいいですが、ちょこっと欠けた十六夜もステキです。それを『いざよい』と言うのも何とも風情があります。
明治生まれの祖母は、私たちと月を見るとき『ほら。ののさん うんうん』と言って拍手をさせて拝ませました。ののさんとは、お月さんのことです。いつもいつもそうだったので、うん十歳過ぎても、月を見るときは、『ののさん うんうん』です。
夕方六時すぎに、我が家の前の木々の上に、大きな月が昇ってきました。今夜もやっぱり『ののさん うんうん』としっかり拝みました。
今日の月見には、団子はなしです。近くのギャラリー東離庵で鉄細工の藤原昌樹さんの個展が開かれていました。お月さんのような丸いネックレスを買いました。
タグ:伝統構法
いざよいって十六夜の事だったのですか。
初めて知りました。
月の呼び方の数々も知らない呼び方がほとんどです。
改めて覚えておこうと思いました。
by Islay (2009-10-03 20:19)
ばっちり撮影されてますね♪
仲秋の名月、やはり風情があると思います。
by kurizo (2009-10-03 22:46)
あら。偶然にも、我が家もお月見でした。いえいえ、偶然ではないですよね。”中秋の名月”ですから・・・。
by chal (2009-10-04 01:04)
Islayさん
月の呼び名なんて人間が考えたことです。でも、そういう心の余裕があったのでしょうね。寝待月なんてユーモアを感じます。
by kido_azusa (2009-10-04 19:37)
kurizoさん
月の写真・・・難しいです。結局、素朴な丸だけでした。
by kido_azusa (2009-10-04 19:38)
chalさん
十六夜の今夜もいい月でした。夜になって冷えてきて、月がさらに輝きます。
by kido_azusa (2009-10-04 19:40)